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つくる人

【つくる人】まるで金属!ウッドパズルをブリキ風にアレンジする方法

『つくるんです』をもっと楽しむためのヒントを探す連載「つくる人」。アーティストやクリエイターにつくるんです商品を実際に手に取っていただき、その可能性を一緒に探ります。

つくるんですの楽しさに日頃から向き合うスタッフが

「こんなアレンジができる!」

「つくるんですのこんなところがアツい!」

といった話題で、つくることをナリワイとする方々と素敵な時間を過ごす企画です。

今回の「つくる人」は、DIYクリエイターの夏目あや子さん。一級建築士、宅地建物取引主任者、整理収納アドバイザー一級など多彩な資格も保有している、暮らしの空間づくりにおけるプロフェッショナルです。

ウッドパズルシリーズより、蓄音器のアレンジにチャレンジしていただきました。

木材の表面を特殊な絵の具で塗装します。複数の絵の具を何度も塗り重ねることで、まるで長い時間の中で歳を重ねていったブリキのような質感に仕上げていただきました。本物の蓄音器のような見た目に、思わず感嘆の声をあげてしまいます。

取材に訪れたお住まいは、茨城県筑西市にある一軒家です。夏目さんと同じく建築士のご主人と、3人のお子さんと共に暮らしています。8年前、家を建てる際にペンキを自分たちで塗ったのをきっかけに、DIYにのめり込んでいったそう。

「シャビーな塗り方を自分たちで研究して、綺麗すぎないテイストを表現しました。最近はベランダの改修や外壁の塗装もやっています。今はコロナでおやすみしていますが、自宅でのDIY教室も実施していました」(夏目)

▲アンティークやユーズドテイストの家具でまとめられたダイニング。

建築学科を卒業後、不動産会社で設計管理や商品企画をしていた夏目さん。退職後、建築士の資格をとるために再び勉強をし、資格取得後は建築事務所に転職したそう。ご結婚を機に退職するまで、研究所の設計などに携わっていました。

現在は子育てをしながら、ご自身の特技や資格を生かした働き方をされています。ウェブ媒体での執筆、賃貸アパートのリノベーション、建設会社のプロモーション用の竣工写真撮影、インテリアのスタイリングなど、お仕事は多岐に渡ります。

夏目さんはDIYやものづくりについてを発信するブログ「なつめの手仕事日記」(http://natsumekan.blog.jp/)を運営しています。

そんな夏目さんと取り組んだウッドパズルの塗装。作業工程をお届けします!

ウッドパズルをブリキ風にアレンジ!

①パズルを組み立てる

まずはウッドパズルを組み立てます。キットには組み立てに必要なパーツのすべてが含まれているので、着色などのアレンジを加えない場合、材料や工具の買い足しは不要です!

夏目さんはこの日のために、ウッドパズルをあらかじめ組み立てておいてくださいました。

▲今回チャレンジしてもらった『蓄音器』のキット内容。ウッドパズルのパーツは、とても細かいのです。(撮影:夏目あや子さん)

夏目さん一家は、皆つくることが大好きで、特に長女のゆずはさんはとっても手先が器用なのだとか。「娘がサクサク組み立ててくれましたよ。」と、作業中のお写真を見せてくださいました。

▲(撮影:夏目あやこさん)

作業時間わずか1時間程度で、ウッドパズルをほとんど組み上げたそうです。

「小さい頃から一緒にいろんなものを作ってきました。お菓子の箱などを集めた廃材箱を常に家に置いてあって、使えるものを選んで工作したり!今も100均で必要なものを自分で選んで何か作ってますよ。こどもとつくるのは楽しいです。その組み合わせいく?とか、こんな発想があるんだ!とか、私の方が発見させられることが多いです」(夏目)

▲取材当日には、ほとんど組み上がった段階からスタート!

②着色する

木材をブリキ風にアレンジするには、特殊な塗料を使用します。
使ったものはコチラ!

  • IRON PAINT アンティークブロンズ(ターナー)
  • IRON PAINT アンティークシルバー(ターナー)
  • RUST MEDIUM ダークブラウン(ターナー)
  • RUST MEDIUM レッドブラウン(ターナー)
  • VARNISH メープル(セリア)
  • VARNISH ウォールナット(セリア)
  • アクリル絵の具 黒(ダイソー)

▲塗料は全部で4種類使いました。筆の太さは4段階。

まずは下地から。紙カップに水で溶いたVARNISHを入れ、筆で塗布していきます。下地の薄め具合は、木材の模様が完全に消えてしまわないくらいを目安に。ムラを完全になくす必要はありませんが、白い部分がなくなるまで満遍なく塗ります。

▲筆をぽんぽんと叩きつけるように塗ります。

▲乾燥しやすいように、塗り過ぎてしまった部分はスポンジで吸水。

▲木材は水分を吸い込み膨張しやすいので、小さなパーツは水分を含ませないようにしましょう。

下地を塗り終えたら、金属らしい質感の出る絵の具を重ね塗りします。今回使用したIRON PAINTは、表面がザラザラとした鉄や金属のような質感に仕上がる特殊な製品。屋内木部・硬質塩ビ・紙・ダンボールに使用可能です。水性絵の具なので、安心して使えます。今回は薄めずに使用しました。

▲金属木目を生かしたい部分を避け、金属パーツに見立てたい部分にだけ着色します。「キラキラ感がかなり出るんですよ」(夏目)

▲初めての使う絵の具は、ウッドパズルの端材に試し塗りしてから本番に挑むのがおすすめ。

実際の金属をイメージしながら、ブロンズとシルバーを交互に塗り重ねていきます。夏目さんは細かな筆捌きで、金属のディテールを描き出していきます。

「古い木材や金属を使った雑貨が好きなので、日頃から経年変化したものを見て研究しています。かけているところがどんな風になっているのか、変化した部分にはどういう色ムラがあるのか。最近はそういった感覚が養われてきたかも」(夏目)

▲この段階ですでに、本物のような質感!完成への期待が高まります。

▲蓄音器の側面には引き出し仕様のコンパーメントがついています!内側まで下地を塗りました。

▲ホーンの部分は、IRON PAINTのアンティークシルバーを下地として塗ります。

終始楽しそうに作業をしてくださった夏目さん。つくることを好きになったきっかけについて話してくれました。

「ものづくりに興味を持ったのは、父の影響だと思います。必要なものはなんでもつくるという人でした。家を建て替えるときにすんだプレハブ小屋に、シャワーを作ったり(笑)。高校生になると自分でインテリアをつくるようになりました。母もハンドメイドが好きだったので、編み物を好んでやっていました。その影響で私自身も、編み物作家として活動していたこともあります」

▲RUST MEDIUMを上から重ね、アンティークの質感を再現。

金属製品は平面部分よりも、くぼみや端の方から錆びていく傾向にあると夏目さん。リアルな錆び方を再現するために、細かく塗り重ねていきます。日頃から養われた観察眼を生かした技によって、徐々にリアリティが増していきます。

▲筆を落とすごとに、表情がみるみる変わっていきます。細かな部分まで手を抜かない繊細な作業に感服です。

ホーンの着色が終わったら、本体とドッキング!その他のパーツもこのタイミングで取り付けました。ウッドパズルはとても緻密な寸法で作られています。着色すると木材が膨張し、取り付けができなくなってしまう恐れがあるため、ドッキングに使う箇所だけ避けて色を塗ると安心です。

▲完成までもう一息!

▲パーツを組み上げたあと、全体のバランスを見て最後の微調整を行いました。

▲1時間半程度で、ウッドパズルが大変身を遂げました。

夏目さんの手によって息を吹き込まれ、一層リアリティが増した蓄音器。高い完成度に圧倒され、細部まで舐め回すように見てしまいます。

「いい雰囲気に仕上がりましたね。これならインテリアにも溶け込むし、飾りたいなって思います」(夏目)

▲今にも、キィという音を立てて動き出しそうなトーンアーム。金属部分と木材部分の質感の差異にも注目したい。

▲古い喫茶店やバーで長い年月眠っていたかのような貫禄。

▲サイドのコンパーメントにも風合いが感じられます。

ウッドパズルを大変身させてくれた夏目さんに、今回遊んでみた感想を伺いました。

「つくるんですを初めて見たのは、知り合いが作った写真を見たときでした。とても精巧な作りで、私も時間を確保してやりたいなと思っていたんです。私は集中して取り組む時間をつくることがストレス発散になるタイプなので、素直に楽しめる。それに、こういうキットに触れると、手仕事の技を盗めるので、今回はいい経験になりました。ウッドパズルシリーズのカメラも気になっているので、2個目にチャレンジしちゃおうかな」(夏目)

様々な組み立てキットが存在する中でも、プラモデルやミニチュアハウスなどは初心者にとって敷居が高く感じられるかもしれません。ウッドパズルは身近な木材なので、とっつきやすいのも魅力なポイント。ものづくりを始めたい人や、ものづくりの技をもっと磨きたい人に、おすすめのシリーズです。

夏目さんは、作業中しきりに、つくることが好きだと話してくれた姿が印象的でした。完成した蓄音器を眺めながら、夏目さんの人生にとってのものづくりとはどういう存在であるのかをお話いただきました。

「つくることは、”自分を育ててくれる最強の相棒”です。作っている側だけど、作らせてもらっているという感覚があるんです。つくる行為は、本来面倒な作業かもしれません。でも作ったことでストーリーが自分の中で生まれるから、ものを大事にできるようになりました。これ使いにくいなとか、欲しいなとか思ったときに、自分で作ることができるということを私の背中を見て家族の成長にもつながったらいいなと思います」(夏目)

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つくるんですの3Dウッドパズル

これまで立体工作にチャレンジしたことがない人でも完成の喜びを味わえる組み立てキット。ゼンマイ仕掛けやビー玉を転がす「マーブルコースター」など、動く3Dウッドパズル も楽しめます。工具・接着剤も不要なので手軽に「つくる」を楽しもう!

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