ドールハウス(ミニチュアハウス)の大きさはどのくらい?一般的なサイズ・スケールの規格を解説!
つくるんですのミニチュアハウスをせっかく作るなら、より世界観を広げられるように、自分で作成したオリジナル小物や他の製品と合わせられたらうれしいですよね◎
そこで今回は一般的なミニチュアハウスやミニチュアのサイズや規格についてご紹介します。初めてつくるんですのミニチュアハウスに取り組む方も、知っておいて損はありませんよ!
一般的な縮尺はどのくらい?ミニチュアハウス・ドールハウスのサイズ規格
ミニチュアハウスやミニチュアハウスの制作にハマると、他のアイテムと組み合わせたり、オリジナルアイテムを制作したりと制作の幅をより広げたいと思うこともありますよね!その際に重要になるのがサイズや規格です。
同じサイズの規格であれば、問題なく組み合わせて使えますが、規格が違うと、仕上がりに影響が出てくるかもしれません。そこで、ここではミニチュアハウスやミニチュアの一般的なサイズ(縮尺)について解説します!
初めてミニチュアハウス作りにトライする方もサイズ(縮尺)について知っておくとより制作に興味がわくはずです。
ミニチュアハウス(ドールハウス)の標準規格とその由来
まずは、ミニチュアハウスの一般的な大きさについて解説します。その前に、皆さんはミニチュアハウスとドールハウスの違いをご存知でしょうか?
ミニチュアハウスもドールハウスも、眺めている分には特に変わりがないように思えますが、ミニチュアハウスは小さく作られている家のことを総称して呼びます。そのため、小さければミニチュアハウスと呼ばれ、とくに大きさの決まりはありません◎ですが、ミニチュアハウスもドールハウスもほとんど同じ意味で使用されることが多いため、ドールハウスの標準規格をミニチュアハウスの標準規格として考えることもあるでしょう。
ドールハウスには、標準規格があります。15世紀頃にドイツで誕生し、その後ヨーロッパ全土に広がりました。サイズの標準規格になったと言われるのが1924年にメアリー女王に送られた「Queen Mary’s Dolls’House」です。このドールハウスが1インチ(12cm)を1cmに縮小した1/12サイズだったことから、ドールハウスの標準規格は1/12スケールになったそうです!
現代では、他にも様々なスケールのミニチュアが存在する
ドールハウスの標準規格は、1/12スケール(実物大の12分の1)とされていますが、ミニチュアハウスには決まった大きさがないのと同じく、実際は様々な規格が存在します。例えば、アメリカには1/8サイズや1/24サイズのミニチュア商品がありますし、日本でも1/10サイズや1/20サイズのミニチュアがあります。
また、着せ替え人形やフィギュアなら1/6サイズ、ジオラマ用の鉄道模型なら1/150や1/160サイズが一般的です。このように様々なスケールのミニチュアが存在します◎
もっと世界が広がる!規格・スケールを考慮したドールハウスの楽しみ方
ドールハウスの標準規格は1/12スケール。つまりこのサイズであれば、他の商品や手作りミニチュアを組み合わせて楽しみやすいのです◎そこで、このように規格・スケールに考慮したミニチュアの楽しみ方についてご紹介します。
規格さえ揃えれば、別メーカーや手作りのミニチュアを混用可能
紹介したように所有するドールハウスに別のメーカーのアイテムを置いたり、自作でアイテムを制作したりする際は、必ず規格を確かめましょう。万が一、規格が違うとアンバランスなドールハウスになってしまうかもしれません!
ドールハウスの世界観を守るためにもサイズ規格を揃えて、世界に1つしかないドールハウスを完成させましょう◎
食べ物など小さいアイテムは、多少スケールを変更してもOK!
自分で1/12スケールのミニチュアアイテムを作るなら、実物サイズ(寸法)の1/12を算出すればいいのですが、「cm」表記の日本では計算が少々面倒で、数字が細かくなることがあります。
家具などはきっちり1/12スケールにした方が市販のアイテムとも合わせやすいですが、食べ物などは1/12スケールだと小さすぎることもあります。そのため、野菜やフルーツ、食べ物など小さなアイテムは、計算しやすい1/10サイズや1/6サイズで作ってもほぼ問題ありません◎まずはあまり大きさにとらわれず、ミニチュア制作を楽しみましょう!
標準的な1/12スケール!他のミニチュアとも組み合わせやすい、つくるんですのミニチュアハウス
「つくるんです」のミニチュアハウスは、ドールハウスという名前ではありませんが、世界的な標準規格の1/12サイズです。そこでここでは他のミニチュアとも組み合わせやすい、おすすめのドールハウスをご紹介します!どれも接着剤やピンセットなどの道具が不要で、LED点灯が搭載されていますよ!
初めてのドールハウスにもおすすめな「ミニチュアハウス ソーホー」




「ミニチュアハウス ソーホー」は、お気に入りのアイテムに囲まれて自分らしく仕事ができるマイオフィスがテーマ!制作時間の目安は15時間程度で、対象年齢は14歳以上推奨。完成時のサイズはD179×W137×H182mmと作りやすい大きさで、初めてのミニチュアハウス作りにおすすめです◎
¥2,860
対象年齢:14才〜完成目安:15時間
ドールハウスでアウトドア気分を味わう「ミニチュアハウス キャンプ」




かわいいキャンピングカーがアウトドア気分をより盛り上げる「ミニチュアハウス キャンプ」!制作時間の目安は18時間程度◎対象年齢は14歳以上推奨で完成時サイズはD200×W135×H150mmです。
¥2,860
対象年齢:14才〜完成目安:18時間
手作りのミニチュアパンを並べても楽しそう!「ベーカリー」




店主のこだわりのパンが並ぶ「ベーカリー」は、本物のパンを中に入れてもわからないくらいリアルな出来栄えが魅力です。制作時間の目安は24時間程度で、対象年齢は14歳以上推奨。完成時のサイズはW195×D200×H184mmです!
¥4,290
対象年齢:14才〜完成目安:24時間
以下記事では、つくるんです「ベーカリー」に本物のパンを紛れさせています!興味のある方はぜひ読んでみてください。
作りごたえのあるドールハウスを求めるなら「フルーツショップ」




色とりどりの野菜やフルーツが並ぶ「フルーツショップ」は、制作時間の目安が約28時間で、作りごたえのあるドールハウスを求めている方におすすめです。対象年齢は14歳以上推奨、完成時の大きさはD238×W210×H230mmです。
¥5,280
対象年齢:14才〜完成目安:28時間
シリーズ商品との連結も可能な「ラブリーバルコニー」




こちらのDGFシリーズは重ねることが可能なドールハウス。最大3階建てのおうちになりますよ。「ラブリーバルコニー」の大きさは完成時W300×D190×H160mmで、制作時間の目安は約20時間。対象年齢は14歳以上推奨です。
¥5,280
対象年齢:14才〜完成目安:20時間
部屋に合うサイズのミニチュアハウスを飾ろう
ドールハウスの標準規格は1/12スケールですが、必ずすべての商品がこのサイズとは限りません。お手持ちの商品の世界観を広げようと市販のアイテムを購入したり、自分で作ったりする際は、アンバランスにならないようにサイズ規格を確認するのがおすすめ!ぜひ自分のドールハウス(ミニチュアハウス)を好きにアレンジして楽しんでくださいね◎