懐かしくて新しい、小さな遊園地を作ろう!
懐かしくて新しい、小さな遊園地を作ろう!
―ティーカップ・スウィングライド・パラシュートタワーの雑学とミニチュアの楽しみ―
子どもの頃、遊園地でワクワクしながら並んだあの乗り物たち。
大人になった今も、ふと見かけると心がときめくものです。
そんな懐かしい遊園地の人気アトラクションを、今度はミニチュアの世界で再現してみませんか?
この記事では、「ティーカップ」「スウィングライド」「パラシュートタワー」という3つの定番遊具を取り上げ、それぞれの歴史や雑学をご紹介。
その魅力を再発見しながら、ミニチュアクラフトの楽しさへとつなげていきます。
1. ぐるぐる回る、みんな大好き「ティーカップ」
日本では「コーヒーカップ」とも呼ばれるこのアトラクション。
1920年代にティーカップ型の乗り物の特許取得がされ、1930年代には回転式のライドの設計が生まれています。
複数の回転プラットフォームを組み合わせた設計で登場したのは1950年代のアメリカ・ディズニーランドの「マッド・ティーパーティー」。これは『不思議の国のアリス』のティーパーティーがモチーフだそうです。現在のティーカップライドのスタンダードを確立させた存在と言えます。
中央の大きな円盤の舞台が回転しながら各カップが自分でも回せる構造は、シンプルながら奥深く、親子・カップル・友人同士、誰と乗っても盛り上がれる万能アトラクションとして根強い人気を誇っています。
🔴ミニチュアで作ろう!
カラフルなカップが回転、テーブルに乗る小さな遊園地が完成。
LEDを光らせて夜の遊園地気分に!
キットで便利な「つくるんです ティーカップ」
ティーカップ
2. 空中を舞うレトロな優雅さ「スウィングライド」
「ウェーブスインガー」や「チェアオー・プレーン」などとも呼ばれるスウィングライド。空中ブランコのように椅子がチェーンで吊られ、回転とともに大きく外側に振られていく仕組みです。
ヨーロッパでは19世紀から存在し、サーカスや移動遊園地に登場したことがはじまり。ドイツやオーストリアでは、今もクラシカルな装飾のスウィングライドが郷愁を誘います。
🔴ミニチュアで作ろう!
傘型の回転屋根、紐で揺れるブランコの表現が見どころ。
LEDとミラーの柱の演出が楽しい!
キットで便利な「つくるんです スウィングライド」
スウィングライド
3. スリルとノスタルジーの共演「パラシュートタワー」
日本ではあまり見かけなくなりましたが、昔の遊園地には「パラシュートタワー」というアトラクションがありました。高いタワーの頂上からパラシュート付きの座席がゆっくり落下していく乗り物で、“タワー系遊具”の元祖ともいえる存在です。
有名なのは、1941年にニューヨークの「コニーアイランド」に登場したパラシュートジャンプ。第二次世界大戦時の訓練装置が民間向けに転用されたという背景もあり、歴史を感じるアトラクションでもあります。
🔴ミニチュアで作ろう!
細長い鉄塔と、ふんわり開いたパラシュートをどう表現するかが鍵。透明糸や薄布を使うと、軽やかさがリアルに再現できます。
キットで便利な「パラシュートタワー」
パラシュートタワー
遊園地を“卓上サイズ”で作る喜び
3つの遊具、どれもデザインが楽しく、ミニチュアにするにはぴったりのモチーフです。
細部まで作り込めば、ただの模型を超えて、ひとつの“物語あるジオラマ”に。
つくるんです®のキットを使えば、初心者でも安心。キラキラのデコレーションを追加したり、小さな人形を置いたり、自分だけの遊園地を創造できる楽しさが広がります。
🎁机の上に、懐かしい風景を。
🎁誰かへのプレゼントに、心くすぐるサプライズを。
🎁そして、自分の“好き”を形にする趣味時間を。
子どもの頃の記憶に残る遊園地の乗り物たち。
ティーカップで笑い、スウィングライドで風を感じ、パラシュートタワーでドキドキしたあの気持ち。
それらを、今度は大人の目線で、小さな世界として再現してみるのはいかがでしょうか。
ミニチュアクラフトは、ノスタルジーと創造力を同時に味わえる、最高の癒し時間。
ぜひ、あなたの遊園地を、机の上に作ってみてください。